胃腸の弱い子用キャットフード

生まれつき胃腸が弱い猫は珍しくなく、愛猫がまさにそうだという方もいることでしょう。
健康そのものな猫に比べると軟便になりやすく、飼い主も猫も苦労しがちです。
今回は、胃腸の弱い猫に適しているキャットフードについてご紹介します。

まず前提として、「消化の良いもの」を選ばなくてはなりません。
消化が悪いものを食べると胃腸に負担がかかってしまい、軟便はもちろん、下痢になるリスクが高まります。
消化が悪いものというと、トウモロコシや小麦、大豆といった穀類です。
キャットフードとしてはありふれた存在ですが、お世辞にも消化の面では優れているとはいえません。

そこで選ぶべきなのが、穀類を使用していないグレインフリーのものです。
グレインフリーという点だけでも、胃腸にとっては負担が蓄積されないという良い効果が得られます。

また、肉をはじめとする質の悪い素材を使っているものも良くありません。
ペットフードでよく耳にする「4Ⅾミート」についてはこちらのサイトで解説されています。
【参考URL】
http://www.osscensus.org/06.html
素材の質そのものが悪いということは、基本的に含まれている栄養素も質が悪いです。
摂取する栄養素の質が悪いと、これまた胃腸に負担がかかりやすくなってしまいます。
特に猫は良質なタンパク質を必要としますから、質も重要なチェックポイントです。
これまでにあったキャットフードによる事故がこちらのサイトで紹介されています。
【参考URL】
http://www.smallbama.com/kaku.html
粗悪なキャットフードによって愛猫に悲劇が起こらないように、飼い主として品質を見極めてあげましょう。
色んな種類のキャットフードを見比べてみて、明らかに安いものを見かけたら、それは購入を見送りましょう。
安いキャットフードは基本的にどれも質を落としているから安く売れるのであって、健康面で、ましてやデリケートな胃腸を気遣うのであれば、真っ先に選択肢から外すべきです。

ちなみに、胃腸を気遣っているキャットフードは、少なめの量で満腹感のあるようにし、食事の量を減らすことにより胃腸への負担を減らす効果があります。
なので、足りないかなと心配してしまって適量以上の量をあげてしまっては、結局意味がなくなってしまうので注意しましょう。
金額面では、一般的なキャットフードよりも少し高めで、逆に他の療養食よりもわずかに安めになっている傾向にあります。
こちらにもキャットフードの上手な選び方について詳しく解説されているサイトがあります。
併せてぜひご覧ください。