目やに予防用キャットフード

目やにはアレルギーによる炎症、風邪による網膜炎、角膜に傷がついたことによる炎症、さらにはあげているキャットフードが合わないということが原因です。
心疾患やその他の疾患ほど深刻な問題ではありませんが、健康そのものであればこういった症状は起きないため、できればそうならないように予防させたいですよね。
今回は、目やにを予防できる効果のあるキャットフードについてご紹介します。

現状では、「目やにを予防できる!」と謳ったキャットフードは全くといっていいほどに見受けられませんが、含まれている材料により目やに予防の効果が期待できるキャットフードはあります。

1つは、穀類が少ない、もしくはグレインフリーのものです。
穀類といえばトウモロコシや小麦が代表的であり、それらを含んでいるキャットフードは多くあります。
穀類は目やにの原因となるアレルギー反応を起こしやすい傾向にあります。
アレルギー反応が発生するか否か、発生した際に深刻化するか否かは猫により異なりますが、これが原因である可能性は決して低くありません。
そのため、穀類は含まれていても極力少ないものか、一切使用していないいわゆるグレインフリーのものを選ぶと良いでしょう。
これだけでも目やに予防になったり、改善されるという期待が持てます。

もう1つは、低アレルギーの材料を使用したものです。
穀類同様、アレルギー反応が起きやすい材料は他にも卵やエビ、カニなどがあります。
こういった猫にとってアレルギー反応が起きやすい食材を避け、サーモンをはじめとする低アレルギーの食材を使ったものを選ぶのが望ましいです。

さらにもう1つは、添加物の少ないものか無添加のものです。
着色料や保存料、人口添加物などといった添加物は、人間の食べ物でさえも含まれているありふれた存在ですが、これらが含まれているキャットフードもまたアレルギーの原因となる場合があります。

これらのどれか1つでも満たすものであれば十分目やにの予防・改善効果があるといえますが、3つ兼ねそろえていればより効果が期待できます。
動物病院で販売されているキャットフードだと、その子その子に合わせて獣医さんがおすすめのキャットフードを教えてくれますので、何か愛猫のことで気になることがあったら一度かかりつけの動物病院に行ってみると良いでしょう。