血便が出た時のキャットフード
その名の通り、便に血が混ざってしまう血便。
どう見ても異常な光景なので、焦ってしまう飼い主さんがほとんどかと思います。
病院に連れて行くのが最も正しいことですが、キャットフードでの改善も可能です。
今回は、血便の改善効果が期待できるキャットフードについてご紹介します。
そもそも血便の主な原因というのは、食道から小腸にかけての体内のどこかの部分に傷が付き、そこから出血することにより排泄時に血も出てくるというものです。
食道から小腸のどこかが傷ついてしまうのは、過剰な量の繊維質の摂取が原因といわれています。
この場合は、食物繊維の含有量ができるだけ少ないものを選ぶのが効果的な対策となります。
一般的に、キャットフードに含まれている食物繊維は5%前後となっており、多ければ10%ほどのものもあります。
逆に少なめなものであれば1~2%程度のものもあります。
食物繊維が少ないものを選ぶべきですから、もちろんここで挙げたものなら1~2%程度のキャットフードが最も血便対策に適しているわけです。
ただ、食物繊維の含有量が少ないキャットフードの出回っている量・割合・種類は少ないため、比較的入手しにくいのが難点です。
ネット通販で似た者同士を比較して選ぶと良いでしょう。
また、便秘気味の状態から無理矢理排泄をした際に、肛門付近が傷ついて出血することにより血便となる場合もあります。
この場合は先ほど挙げた例ほど深刻な問題ではなく、便秘を改善させればよいわけです。
便秘の改善には脂質を多く摂ることで排泄をしやすくすることが必要です。
そうすれば肛門付近が傷つきにくくなり、結果的に血便を改善させることができます。
脂質の含有量はキャットフードによってさまざまで、7%以下のこともあれば20%以上のこともあります。
もちろんこのパーセンテージが高い方が望ましいですが、与えすぎては肥満やその他の病気の原因にもなり得るので、栄養がかたよらない程度にあげるようにしましょう。
こちらのhttp://www.fedc.net/florida-needs-economic-development/では、猫にとって理想的な栄養素について詳しく解説がされています。
ぜひ、ご覧ください。